2015年12月21日月曜日

音のない日

頭の中は空っぽで 何もかもが通り過ぎる

大人数の中で自分だけという孤独が耐えられない

目の前で何が起こっているのかも

何を楽しんでいるのかも

たくさんの笑顔も

全部心を通り過ぎていく



1日でもつらすぎる

本当はそんなこと気にしないようになれればいいんだけど

誰かを好きという想いも

誰かの為に何かしたいという想いも

驚くほど消えうせる


気にしないふりなんてできなかった

今全然人間らしくないな自分

だからどうすればいいのかって思っても

吐き出したくはない

誰かを傷つけたくはない

何を守っているんだろうか自分

いや 結局何も守れてないんだ


でも

いつだって傷ついた理由は知ってなきゃいけない

そんなときに誰かの為にすることは自分を裏切ることだ

誰かのせいにもしたくない

自分を打ちのめす弱さを味わいたくはない


でも

傷つけあうことはやめられない


2015年12月16日水曜日

アインシュタインが娘に送った手紙とIntersteller


彼の言葉を初めて読んで思い出した
そういえば「Interstellar」は彼の言葉から導かれた作品だということを

自分も愛の力を信じるが故に
彼の言葉に嘘がなければ
彼の言葉を疑いなく受け止めることができるし
それを映像化された
まぎれもないこれまでの世界をこの目で見れた喜びは
なんとも言葉にしがたいけれど

彼の娘に20年という時間を空けて読ませた手紙の意図からもそのリアルさを感じることができるし、
いつの時代に生まれたとしてもきっと同じことを思う
この世界の正しさを思えば
そうであって欲しいと願うのが この世界のただ一つの真実なんだ

でも今の時代でも彼の言葉を信じれる人が昔よりも少ないかもしれない
世界中の人が共通して信じられるたった一つのものが愛であって欲しい

後世にもInterstellarを越える世界観でこの真実を伝えていきたい







Albert Einsteinは娘Liserl Einsteinへの1400通の手紙を20年間公開しないという理由でHebrew大学に寄付をした

はどれも分かりづらいものが多かったので、自分の言葉で和ました






私が相対性理論を提案したとき、ほとんどの人が私を理解しなかった。
私が人類に伝えようとから明かすことも、
きっと世界は誤解と偏見を見出すだろう。
これから私説明することを、この世界の人々が受け止められるようになれるまで
お前にはこの手紙を何年でも何十年でも守っておいてもらいたい。

現在の科学ではまだ説明することできない、ある極めて巨大な力がある。

その力は全てを巻き込み、支配するだろう。
そして、宇宙空間におけるどんな現象の背後にも存在している
しかし、私たちは未だにその力を突き止められずにいる



 

その巨大な力とは、愛だ。





科学者たちが宇宙の統一理論を調べた時、彼らはこの巨大な力に気付ず、どこかへ葬り去られてしまってい


 
愛とは光だ。それは与える側、受け取る側双方にを与えてくれる


 

愛とは引力だ。人々は気付かぬうちに魅了され、惹き付けられてしまう

 

愛とは力だ我々を揺り動かし無意識に未知の力を引き出してくれる。そして目には見えない、人間の持つ自尊心さえもを拭い去ってしまう


愛は気付かぬうちに存在し、広がってい



愛のために、私たちは生きて、死んでいく。


 

愛とは神であり、神こそが愛なのである。
 


愛はこの世界のあるゆる生命に意味を見出し、希望を与えてくれる。

 

この変数を、私たちはあまりにも長い時間無視し続けてきた。
それはきっと愛だけが唯一、自らの意志では動かすことができない宇宙エネルギーである為、私たちはどこかに恐れを感じてしまっているのだろう。



愛を視覚的に捉える為、私の最も有名でシンプルな方程式E=mc² を代用する。そうすると、光の速さの2乗で増殖する愛により、
我々は世界を治癒するエネルギーを得ることができる。
 

愛こそが現存する中で、最も巨大なエネルギーであるという結論に至った。


 
なぜなら愛には限界がないからだ。

 
人類が宇宙における他の力を利用、制御しようしたことは失敗し、私たちを裏切るという結果に至った。
それ故、私たち自身で自分たちを養う為の他のエネルギーが必要なのだ


もし私たちが人類の存続を願うなら
もし私たちが生きる意味を見出すなら
もし私たちがこの世界とそこに生きる全ての生命を守り、救いたいと本気で願うなら

愛こそが唯一の答えである。


しかし、残念なことに、私たちは未だにこの世界の全てを壊してしまう憎しみ、身勝手さ、貪欲を破壊できるほど強力な機械を作ることができずにいる。
未だにというエネルギーの爆弾を作れないのだ。

けれども私たち個人においては、小さ愛の発電機を自身の中に持っているのだ。
そしてその強力なエネルギーは解放されるのを待っているのである


私たちがこの巨大なエネルギーを誰かに渡し、感じ、学びを得るとき、

愛しいLieserl、愛こそが全てを、何もかもを超越し打ち勝つことができるエネルギーであると確信することができるだろう。

なぜなら愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だからだ。



私は心の奥に感じていた想いを表現できなかったことを心から悔み、

そのことが私の人生を静かに打ちのめしてきた。


謝罪をするのは遅すぎるが、時間とは相対的なのだから、私はお前に伝えなければならない。
私はお前を愛しており、お前のおかげで最終的な答えに辿り着いたことに感謝しているということを。


お前の父親
 


アルベルト・アインシュタイン


 

In the late 1980s, Lieserl, the daughter of the famous genius, donated 1,400 letters, written by Einstein, to the Hebrew University, with orders not to publish their contents until two decades after his death. 


This is one of them, for Lieserl Einstein. More can be found about Lieserl here
…”When I proposed the theory of relativity, very few understood me, and what I will reveal now to transmit to mankind will also collide with the misunderstanding and prejudice in the world.
I ask you to guard the letters as long as necessary, years, decades, until society is advanced enough to accept what I will explain below.


There is an extremely powerful force that, so far, science has not found a formal explanation to. It is a force that includes and governs all others, and is even behind any phenomenon operating in the universe and has not yet been identified by us.


This universal force is LOVE.
 

When scientists looked for a unified theory of the universe they forgot the most powerful unseen force.

Love is Light, that enlightens those who give and receive it.
 

Love is gravity, because it makes some people feel attracted to others.
 

Love is power, because it multiplies the best we have, and allows humanity not to be 
extinguished in their blind selfishness. 

Love unfolds and reveals.
 

For love we live and die.
 

Love is God and God is Love.

This force explains everything and gives meaning to life. 

This is the variable that we have ignored for too long, maybe because we are afraid of love because it is the only energy in the universe that man has not learned to drive at will.
 

To give visibility to love, I made a simple substitution in my most famous equation.
If instead of E = mc2, we accept that the energy to heal the world can be obtained through love multiplied by the speed of light squared, we arrive at the conclusion that love is the most powerful force there is, because it has no limits.


After the failure of humanity in the use and control of the other forces of the universe that have turned against us, it is urgent that we nourish ourselves with another kind of energy…
If we want our species to survive, if we are to find meaning in life, if we want to save the world and every sentient being that inhabits it, love is the one and only answer.


Perhaps we are not yet ready to make a bomb of love, a device powerful enough to entirely destroy the hate, selfishness and greed that devastate the planet.
However, each individual carries within them a small but powerful generator of love whose energy is waiting to be released.
 

When we learn to give and receive this universal energy, dear Lieserl, we will have affirmed that love conquers all, is able to transcend everything and anything, because love is the quintessence of life.
 

I deeply regret not having been able to express what is in my heart, which has quietly beaten for you all my life. Maybe it’s too late to apologize, but as time is relative, I need to tell you that I love you and thanks to you I have reached the ultimate answer! “.
 


Your father Albert Einstein





意識よりも速く、
光と音、時空を越えて


どこまでも




2015年12月6日日曜日

Brazilian とブラジル90日間

ブラジル来て初ブログだ

初めてってぐらい1人のゆったりした時間ができたうえに
久々に飲んだ後の目覚めで寝付けなくなり
色々思うこともあるので長くなるだろう今を書いてみよう

私が現在住んでるTGハウスとは
今私が所属してるHUMANAというNPOのスタッフたちの住む場所

この3日間、私以外の3人は彼らの地元に帰っており今はバウディと2人だ
HUMANAはアルコール一切禁止なので彼とピザ屋で飲んできた
近くはプラザ(広場)でバカでかい野外のスクリーンに「アリスインワンダーランド」が上映されてた

他の地域では分からないけどここバイーア州ではまず映画を見るという習慣がない
レンタルDVDや映画館なんてもちろんないし、CDレンタルももちろんない
でも彼らはテレビとかダウンロードで済ませてるみたいだけど
レンタルショップの何を見ようかと選ぶ楽しさを知っているだけに
日本にはあってよかったななんてふと思う

というかCD屋さんもないし(路上の海賊版販売みたいのはあるけど)本屋もない
子供の頃音楽やマンガなしに生きれなかった自分は果してここで暮らすことってできたんだろうかとか日々いろんなことを日本や自分と比べてる
本当に何もかもが日本と正反対だ

音楽だって色んなジャンルがあって覚えきれないんだけど
基本はダンスで踊れるミュージック
クールというよりも陽気で明るいものばかり
そして仕事中であろうが家にいようがとりあえずみんな歌っている
そういうのを日々見ていると本当に悪い人っていないなって思う

すごく漠然としてるけど、その瞬間瞬間をみんな楽しんで常にハグしあっていつも楽しくお喋りしてる
ブラジルにいる人って地域に関係なくみんなそう
そんな人たちを見てまず嘘をつくような人には見えないし、裏切ったり悪いことは考える隙なんて全く見受けられない
そしてそんな人たちまず日本にはいない

日本人は最初はすごく距離感があって相手の考えが見えなくていつも手探り状態
本当に仲良くなるまですごく時間がかかる
そして仲良くなってもいつも相手を気遣ったりして自分自身を隠してしまってる

どっちが正しいわけでもないけど
明らかにストレス感じてないのはブラジル人だ
悩みなんてあるんですかなんていうような人ばかり
そういう彼らと暮らしていると人があるべき姿ってこっちなんだろうなーとも思う

仕事なんて二の次で、常に周りにいる人と平等で楽しんで何も縛りがなくて
こんな世界本当にあるんだという驚き
彼らは絶対に日本で暮らすことはできないだろうけど

でもその分すごく怠慢で時間を気にしなかったり、細かいことが見えてなかったりする
そして計画性が全くなく、スケジュール作りもできない
だからこの先どうなるんだろうかというぼんやりとした不満は常にある

そして自分が聞いていたものと違うじゃんなんて瞬間も常々
いつもこっちは待たされてばかりだし、大事な連絡も返信くれないのに
これから10分後にどっか行くとか無茶というかそりゃないだろうって要求をされるのは本当に困る

そして何かを提案するときはいつも直前
どっか行くなら行くでこっちとしては前日とか2,3日前に行って欲しいことも
これから~へ行けど来る?とか夜は外食だからとか今から行こうとか
振り回されてるなーって感じが常にある

そして私と一緒に仕事してるブラジル人は自分より若いこともあってか
たくさん歌い、たまには踊り、常に誰かと話しているので驚くほど仕事が遅い
日本人なら1日でできそうなことを彼らは3日ぐらいかかっている
そのうち自分も集中力なくなり最終的には彼の効率の悪さに呆れてしまう
自分から見たらこうしたらもっと仕事早くなるのにっていうのは日本人ならではだろうな

そして一番の問題がコミュニケーション
私はポルトガル語が流暢ではないし、プロジェクトリーダーが英語喋れるので基本は英語
でも彼らの英語は本当に聞き取りづらい

基本日本と同じく子音の発音がないので、例えばErickはエリキとなる
そしてrがhになったり、hの発音がなかったりで彼らのルールを意識して英語を聞く必要がある

この間大学入学の為辞退してしまったコスタリカ人は英語を話せるので
いつも彼女のきれいな英語の通訳を聞いてきた
(ちなみに彼女はスペイン語を話せるので1か月ほとでポルトガル語マスター)
彼女のいない今は正直理解できなくて自分の意見言えなかったり
もういいかと諦めること多々。。
そして間違えて理解してしまう時は唯一ストレスを感じる瞬間
いつも悔しい思いをする

HUMANAの中でも自分は唯一の外国人になった
最初彼女が抜けると聞いた時はどうなるんだろうかと思ったけど
この数日一緒に過ごして あぁきっと大丈夫だとふと思った
彼らの明るさとのんびりペースで自分も無理をしなければ大丈夫だ

彼女が抜ける数日前だった
来週このプログラムを辞めるからと
もう家族とも相談した彼女はそう私に報告した
その数日は彼女がいなくなる不安と悲しさで朝を迎えたり
気付かれないよう涙を流してた

何も話せない私に彼女は本当に色んなことを率先してやってくれた
それはもう感謝しきれないほどに
そんな彼女に甘えてばかりいて最後に彼女の為に自分のできる最大限のことをしたいと思った
写真集と周りの人の書き寄せたメッセージ、思い出のカポエラのキーホルダー、彼女の好きなグミ
自分が思いつくことで彼女の喜びそうな全てを彼女に手渡した

写真集は写真1枚1枚を加工して、綺麗にwordで並べた
最初はコラージュしたかったけどたくさんの写真を手渡したくて写真集にした
書き寄せも二日間でできる限り多くの人に書いてもらいたかったけど
まだ2人しか書いてないじゃん!て急いでたのも伝わってなかったりで大変だった

みんなに書き寄せしてもらったのはスケッチブック
もちろんサイン色紙なんてないし値段も手頃でスペースたくさんあったから
色鉛筆とクレヨンも一緒に渡したら思いのほかかわいらしく
温かみあふれる感じがしてもらったら絶対嬉しいって思わせてくれるようなやつだった
1人1ページずつ書いてくれて自分は5ページほど書いた

彼女と一緒に過ごしたのは学校の期間も含めると約半年間
3か月間のブラジルでは24時間常に一緒だった
普段口数少ない分想いの丈を文字にできて本当によかった
そして一番最後のページには何ヶ月振りかの絵を描いた

彼女に全てのプレゼントを渡してお別れを言う瞬間
もうそれは抑えきれないほどの涙があふれ出た
人前でこんな泣いたのって本当に何年ぶりなんだろう
数えきれないほどたくさんの人たちに出会って
数えきれないほどの思い出も一緒に作って
それだけでこんな大きなことなんだ
彼女と別れた後もしばらく涙を止めることはできなかった

彼女がバスでTucanoを去る直前
彼女は私に長い手紙をくれた
私の不安と謝辞に彼女は優しく応えてくれた
というか封筒に書かれた彼女の初めての日本語だけでもまた涙があふれてきてた
もうこの日は思う存分泣いて本当にすっきりできてよかった

本当に彼女からたくさんのことを学んだ
言語もだけどそれ以外のものが多かったかもしれない
改めて思うのは自分のバックグラウンド

本当にうちは会話のない家族だったから自分の思ってることとかそれだけでやっぱり未だに勇気がいる
英語も未だ不自由だから細かい部分も伝えられずに終わってしまう
1人の時間が必要だった自分にはどんな思いをさせてしまったんだろうといつも考える

こんな自分には結婚とか考えられないし
してはいけないだろうなーとやっぱり思ってしまうな