2013年2月13日水曜日

Memories

私がずっと消せないでいる内側は

多分これからもずっと残っていく



私は人一倍記憶力が悪い



だから人一倍努力したところで

いつも大勢との距離を感じる


私は高校ぐらいまで親と話した記憶がない

確かに存在してるはずなのに

うんと小さいときは親と話したくて話したくてたまらなかったのに 

気づいたらほとんど口を聞くことができなくなってしまった


それは今でもそうで

親の前では笑うこともほとんど口を聞くこともできない

名前のない病気みたいなもの


こないだ父親と会った

周りからは多分おじいちゃんと孫くらいに見えてるかもしれない

明らかに雰囲気のおかしい私たちは

いつも白い目で見られる


たんたんと話す父の隣で周りを気にしなかったことはない

周りとコミュニケーションを取れなくなる父親を見て

自分もいつか同じようになるのかなとか

馬鹿なことばっか考えて悲しくなる


こないだ久々に母親から電話がきた

元気ないねって 私は子供の頃からずっと同じ声だと思うよ

家に犬を預けてから

母親はころっとよく笑えるようになった気がする


全てが悪循環だった家族は誰も責めようがない



いいじゃん

私は泣くけど

笑うためだよ


すんごくさみしい




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