2014年1月5日日曜日

ここに君はいない

去年からHuluに上がってた「愛していると言ってくれ」にはまってました

リアルタイムに見ていたのに今になると自分に重なる部分がたくさんあって

本当に悲しくて切なかった

ドラマなのでやりすぎな設定もありますが

女性の立場から等身大のリアルな若い20代の女子の気持ちが表現できてると思う


相手にただただ愛して欲しくてたまらないから自分だけを見ていて欲しい

彼のことを理解しているつもりでもささいなことで不安でたまらなくなる

付き合ってるのにいつも上の空で心を閉ざしてた

若いってそういうことなのかなって思った


でも心から出会えてよかったと思える人だった

あの時出会えてよかったと心から思うし

あの時の自分と別れてくれてありがとうと感謝もしてる

そんなことを感じました


ドラマでは晃次が聾唖の役なので何度も手紙のやりとりがある

結果的に最後に彼が書いた手紙が紘子の支えになってその後の彼女を支え続ける

時代背景もあるけどFAXでリアルタイムに手紙をやりとりする二人がすごくよかった

メールよりも相手の字で伝わる気持ちが嬉しい

ちょっとやってみたくなりました


あとやっぱり日本の男性って特にそうだと思うけど

あまり言葉にしないことが多いからすれ違いが多い

日本でうまくいっていない夫婦の原因てやっぱここにある気がする

だから相手が何を考えているのか

何を感じて不安に思ってるのか理解してもらえなくて

結局そこで諦められてしまう


晃次ほど優しく語りかけて自分に一生懸命理解しようとする男性ってどこにもいない気がするけど

やっぱり女子の意見としては彼みたいな存在に憧れる

脚本が女性なので女性の理想的な男性像みたいなのが描かれてるように思えるけど

こういうのを日本の男性は見てどう思うんだろう


あと二人の演技が今の時代のドラマに優るもので驚きました

豊川さんの大きな手で表現する手話が美しくてとても魅力的だし

常磐貴子も最近見る若い女優さんなんかよりずっと引き込まれるような演技

ストーリーも最近は規制もあるせいか今のドラマは全然リアルがないから共感が少ない


あとあるシーンで晃次の

「僕は今を生きてる」

という言葉がものすごくジーンと響きました



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