2009年12月23日水曜日

歴史を知ること

最近冷え性に悩まされます。

かといって根菜類とか繊維類は私の体に合わないようなので、食べると激しい腹痛に襲われます。。

ちなみに、西洋人は炭水化物より肉を食べる習慣があることから、冷えを感じる人が少ないそうです。
冷え性という言葉すらないそうな。本当なのかな。

とにかく困った時期です。


話は変わって、こないだスタイルの勉強をしたとき、歴史を知るという意味を深く考えさせられました。

歴史っていわば物事の原因みたいなものだと思う。

たとえて言うなら何か悪いことをした時、原因もわからないのにただ闇雲に叱られるのはおかしいですよね。

なぜ駄目なのかということを理解していないからまた似たようなことをしてしまうかもしれないし、きっと反省もしないんじゃないかな。

歴史だって同じで、必ず時代背景があるからこそ今に繋がるテイストが存在します。


例えば、最近またよく見かけるようになった北欧は、スカンジナビアの人のライフスタイルに深ーくかかわっています。

向こうの人たちは日照時間が日本とはまるで違います。

寒い季節には朝10時に出た太陽が午後2時に沈み、太陽が出るわずかな時間さえほとんどが曇り状態。

まるで冬眠のような光と無縁の状態が何日も何か月も続くのです。

私も知った時は、ムーミンの世界は本当だったんだ!とすごく驚かされました。


その為、スカンジナビアには食卓を色どるために赤い鍋が使われていたり、光沢を抑え、光の調整ができるぼんやりとした明るさの照明器具ばかりだったり、自然を愛する人たちということもあり、白樺といった木製雑貨も多く、動物や鳥モチーフの優しくかわいらしい雑貨が多いのが特徴です。


そして昔はバイキングが有名で、その造船技術から木を加工する技術は他の国には負けていなかったようです。

それらを知った上で見る北欧雑貨はすごく考え深くなるし、テイストの違いも分かるようになってきました。


最近は北欧にしろ、フレンチにしろ、イタリアンにしろ、全てが混ざりあってしまっているからなんとなくでしかそのテイストを楽しんでいない人が多いと思うけど、私はもっと色んな人に、歴史を理解した上で買える雑貨ショップがもっともっとあって欲しいと感じました。

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