
アメリカンカントリーについて勉強している時に、この時の風景が頭の中で蘇っていました。
泥まみれで小汚く、本当にやんちゃで、どこまでも子供らしいプリムローズとデイヴィッド。
二人の生き方が好きだなぁ。
この話にも出てきた「イースターエッグ」。

アメリカンカントリーにおいて、春を迎える儀式です。
「復活祭」とも呼ばれ、イースターを迎えるまでにユリやヒヤシンスを並べたり、パステル調の春を表す色で家をクリスマスのように飾り付けるそうです。
「イースターバニー」もあるらしく、バニーには繁殖を意味し、エッグは新しい命の象徴らしいです。
今ではイースターエッグの時期になると、店ではエッグをモチーフにした様々な種類のチョコが大量に売られています。
そしてすごくかわいい!
家や外にエッグを隠し、子供たちに捜させるといった風習もあるようで、この本にもその風景が登場します。
ただ、アメリカンカントリーって、色んなテイストを調べてた中でも、一番興味深く感じました。
一番に感じたのはその愛国心。
アメリカ人から愛される星条旗は、本当にアメリカンカントリーにたくさん登場します。
日本の雑貨では自国の国旗が登場することはあり得ないし、その旗の意味も知らない人が日本人には多いのかもしれませんね。
星条旗の赤は”勇気”、白は”自由”、青は”忠誠”を意味し、独立記念日の翌年6月14日に作られました。
この色を選んだのは初代大統領ワシントン。
困難な開拓時代を経て、愛国心を込めて作られた国旗は、今でもその心が受け継がれているように思えます。
”アメリカンスピリット”は今でも健在です。
第28代大統領ウィルソンの言葉。
―この旗は、我々国民の統一、力、思想、国家目的の紋章である―
アメリカンカントリーは、18世紀にイギリス移民が開拓していきました。
身の回りにあるパイン材でヨーロッパへの憧れを自ら作り、真似ていったそうです。
ただ当時は家具職人なんていないんで大工さんが見よう見まねで作っていたそう。
土くさくすごく素朴だけれど、なぜか愛らしく感じるものばかり。
きっと暖かい人たちの暮らしだったんだろうなと感じてしまいます。
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