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社殿には火事によって一度消失してしまいましたが、日立製作所によって復元された「龍の天井絵」があります
普段お目にかかれることはありませんが、結婚式等の行事で龍の姿を拝めるそう
入口には樹齢800年の大きな三本杉
(カメラに納まりきらない大きさ)
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とその根っこ

神社奥社入口までの道のりを歩く
雨が降りだし、周りには誰もいなくて気持ちの良い静寂
相変わらず道に迷う
途中に奇妙な塔を発見
頭の良い息子が義理母を守る為に父親に嘘をつき、夫婦の仲を保ったことを称える塔
実父に嘘をつくという罪滅ぼしのため、庵をたて一生を終えたそう
天気が悪く朝も早い為か
下がってくる人はいるものの
自分の後ろには誰もいない中
樹齢400年の大木たちを拝むことができた
木の皮ひとつとってみただけでも大きく立派なもので
ここまでの長い道のりを埋め尽された大木は本当にすごかった
東京にいるのと比べたら別世界で
自分は到底敵わない存在だと思い知らされる
入口より約2kmの道のりを夢中で歩く
石段は上に昇るに連れ狭く、一段が高くなっていく
狛犬は向かって右側が口を開いた角無しの「阿像」で獅子、
左側が口を閉じた角有りの「吽像」
「唐獅子」の思想は遣唐使が中国より受け継いだものだが、この「阿吽」の表現は日本独自のものだそう
ここからは小布施の「岩松院」
葛飾北斎の天井絵「北方睨み鳳凰」見たさに訪れた
170歳ほどになる鳳凰は畳21畳分の大きさで見上げるのが大変だった
でも天井との距離が結構近く
じっくりと見ることができた
北斎は90歳で没年しましたが
鳳凰は彼が89歳での作品
後で知りましたが彼が敬慕してやまない富士山も隠し絵として描かれているのが平成2年に発見されたそう
このあとは「北斎館」にて北斎の肉筆画を見に行った
肉筆画とは一種の浮世絵のジャンルであり、いわゆる絵画のことを指す
浮世絵とは本来絵師・彫師・摺り師のように分業されたものが一般化されていたが、
自ら筆を取り、描いたものを区別するために名付けられたのが肉筆画
肉筆画では、浮世絵では描けない筆の絶妙な描き方を見ることができ
ただただ驚くような作品ばかりだった
ちなみに長野駅から小布施までの電車を乗り間違え大きなタイムロスをし
30分ぐらいしか見れなかったのが残念
しかも17時になったら土産物屋から飲食店まで全ての店が一斉に閉まるので
この日は食べ損ねたお昼を10分で平らげる始末になってしまった。。
善光寺前のゲストハウスにて1泊
オーナーがとても素敵な方で、泊まる人全員に旅路を聞き、お勧めのお店や細かい情報を色々教えてくれた
普通の旅館やホテルでは到底経験できない交流と楽しみを味わえて満足した夜だった
そしてギターを演奏し始めた男性軍はとても奇妙な二人組だった。。
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